<箕と環 -MINO TO WA-とは>

「箕と環-みのとわ」は、東京は神田に構える飲食店です。

2008年にオープンした地域活性のための店「なみへい」の後継店として、

2019年(令和元年)8月15日(木)、気持ち新たに立ち上げました。

・日本の生産者や事業者を応援したい!

・地元や地域を応援したい人達の力になりたい!

・自分たちも日本の食を楽しみたい!

という思いを胸に、

今までお世話になっている生産者・事業者の方、

全国各地に居住する知人など全てご縁のある方々からの協力のもと、

「東京で食べられる日本各地の料理」を展開していきます。

<店名の由来>

「箕(みの)」とは農作業の用具の一つで、

取っ手付きのざるのようなものです。

収穫した作物の余分な部分を風に運ばせるという、

収穫後に最初に行う作業であり、「基本」です。

人としての基本。

自然や食物に対する敬いや感謝の気持ち。

スマホもいいけれど、いつの時代でも人としての基礎や根底の部分を大切にしたい。

「挨拶をする」とか「目を見て話す」とか、当たり前のことこそ大切にしたい。

そんな思いを込めてお店の名前に箕(みの)を選びました。


「環(わ)」が意味するのは「循環」です。

空気が雲となって雨が降り、やがて川となり海へと流れこむ。

そんな自然の摂理のように、

いただいた恩や縁は循環させていきたい。

与えてもらった恩恵を自分たちだけのものとして留めることなく、

関わってくれた人たちに還元していきたい。

欲張らず、威張らず、人の縁をしっかり大切にしたい。

そんな思いで「環(わ)」をつけました。

<目的>

日本各地の「生産者」「事業者」「地域を応援する人」を

楽しく応援することを目的としています。

「人と食を通じて、お店に携わる全ての人の成長と発展の力になること」

この2つを目標として進んでいきます。

自分たちにはできない大きなことをしなくても、

目の前にいる人たちと長く深く関われることが私たちの喜びです。

✳︎ 店名の「箕」の読み方に関して ✳︎
「箕」の本来の正しい読み方は「み」なのですが、店主の勘違いで「みの」と読んだままお店を育て始めてしまったので、ちょっと強引ですが当店は「箕と環 -MINO TO WA-」と読ませていただきます。
親しみを持っていただければ嬉しいです。

今月のメニュー

<信州諏訪定食>1,100円(税込)

<野沢菜入り餃子>

長野県内で33店舗展開する人気ラーメン店「みんなのテンホウ」さん

直送の野沢菜漬け餃子です。創業100年を超える老舗「松尾商店」さんの、

地元の野沢菜と地元の水を使って無添加で作られた野沢菜漬けを使った

テンホウさんとのコラボ商品です。

<イリセンの棒寒天>

長野県諏訪市にて寒天の製造をされている有限会社イリセンさんの寒天です。無添加・無漂白で作られています。

食物繊維を多く含み、カロリーはゼロ。塩分の排出を促進し、ミネラルやカルシウム、鉄分やリンなどを含む、とても健康に良い食品です。

<醤油>

醤油を送ってくださるのは、明治期からの老舗、高橋醸造さん。商品名は”たかはしさんちの まんましょうゆ”。県市版醤油研究会で最高賞を受賞した逸品です。水と空気が綺麗で醸造に適した風土の諏訪ならではの最高の醤油です。

<凍豆腐(しみどうふ)>

豆腐を凍結・低温熟成させたのちに乾燥させた保存食。水で戻し、出汁で煮るなどして味付けします。高野山の精進料理の凍り豆腐(こおりどうふ)や東北の凍み豆腐(しみどうふ)など、起源や名称は各地に諸説あるそうですが、現代ではその9割以上が長野県で生産されています。今定食では、乾燥豆腐に水分を含ませ戻し、出汁と卵で綴じました。

<喜多屋醸造の味噌>

昭和7年、当時酒屋を営んでいた初代が製糸会社の味噌醤油製造部門を購入し、創業しました。現在は4代目の社長・一夫さんの思いに共感する娘の味噌姉妹・愛さん、彩さんが大奮闘。子供達が元気に育ってほしいという思いで「しぜんと」というブランドを立ち上げ、無農薬、無添加のお味噌や糀づくりも始めています。


<石狩ニシン定食>1,200円(税込)

北海道石狩市は、札幌市の北に隣接するの人口6万人弱の自治体です。石狩湾で揚がる豊富な海産物が特産品の一つで、中でもニシン漁の歴史は古く、100年以上前がニシン漁の最盛期でした。今月は時間を経て、

再繁栄をみせる石狩のニシンの特集です。


<鰊(ニシン)>

今定食のメインは鰊(ニシン)です。昔は石狩の漁獲量を代表するほどの水揚げ量があったニシンですが、徐々に漁獲量が減り、一時は”幻の魚”と呼ばれていました。昨今では、稚魚の放流などの漁業関係者の資源回復への努力も実を結び、漁獲量は回復傾向にあるようで、ニシンは石狩市の特産品です。

かつて、ニシン漁で経済的に潤ったことから、鰊御殿(にしんごてん)なる邸宅も北海道内各地に建てられています(鰊御殿の定義は複数存在し、別の説もあります)。

北海道の春の訪れを告げる旬魚です。

今定食では、ニシンの刺身、塩焼き、あんかけ唐揚げの三点盛りをお召し上がりください。



<アナザーチュウシコク定食>1,150円(税込)

【アナザージャパン】

アナザー・ジャパンは、東京駅前を舞台に学生が経営する47都道府県地域産品セレクト

ショップで、2ヶ月ごとに店内の商品が入れ替わります。4月〜5月はアナザー・チュウゴク

シコク展を開催しており、中国地方・四国地方の食品や工芸品を販売しています。

今月のメニューは、そんなアナザージャパンさんとのコラボです。

当店から歩いて10分ほどの場所に位置しています。お近くの方はぜひ足をお運びください。


<塩みかん>

塩みかんは、愛媛県のミヤモトオレンジガーデンさんの商品です。調味料「塩みかん 完熟」をベースに、料理に使いやすいドレッシングに仕上げています。化学調味料、合成保存料は使っておらず、完熟のみかんを皮ごと使用。みかんの優しさと柔らかさが特徴のドレッシングです。

<青柚子胡椒>

青柚子胡椒は、岡山県の佐藤紅商店さんの商品です。青柚子の爽やかさと刺激的な辛さが一味違ったアクセントになります。この柚子胡椒を自家製タルタルに使用しました。こちらも唐揚げのつけだれとしてご賞味ください。

<とさかのり>

サラダにのっているとさかのりは、高知県のシーベジタブルさんの商品です。鶏のとさかに似ていることからこの名が付いたそうです。近年では資源量が減り、幻の海藻とも呼ばれています。

<青のりふりかけ>

こちらも高知県のシーベジタブルさんの商品です。すじ青のりと、鹿児島県枕崎市のかつお節屋・金七商店さんの本枯れ節、高知県室戸岬の海洋深層水の塩、有機白ごまのみで作られた、優しい味のふりかけです。香り高いすじ青のりぬ風味をお楽しみください。



<おまかせ日替わり定食>1,000円(税込)

過去評判の良かったものやおすすめの食材を使った日替わり定食です。

その日の内容はスタッフまでお尋ねください。



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